記録的降水ゼロの日が続いておりますがお風邪など召されておりませんでしょうか。冬眠できるクマがうらやましい。保険担当の髙森です。

乾燥といえば関東でも火事が連日のように報道されております。一瞬にしてすべてを灰にしてしまう火事。気を付けられるところだけでも留意していきたいところですね。

日本の法律ではもらい火などによる損害に関しては、出火元に賠償をする責任を定めておりません。

つまり重過失や故意による放火などを除くと、火事を起こした原因を作っても、隣家に賠償をする必要がないと決めているんですね。

これは失火法という法律で決められていることです。

例えば私の家からストーブによる火災を起こして、隣家が全焼になってしまっても隣家を立て直すお金を出さなくてもよい。ということになっております。

しかしどうでしょう。思い出ごと燃やされてしまった大事な我が家を燃やされて、はいそうですかと終わらせられるかというと納得がいかないのではないでしょうか。やはりご自身での火災保険の備えは必須と言ってよいでしょう。

それとともに、仮に自身の家から火が出てしまって、他人の家を燃やしてしまった場合、保険では特約にて隣家の補償も付けられます。

これを（類焼損害特約）といいます。法律では必要ないと言っても日ごろ顔を合わせてるご近所さんへの万が一配慮も保険の特約にて備えてはいかがでしょうか。

最近ではＳＮＳや動画サイトにて不本意に炎上する方々も増えておりますが。この乾いて寒い冬に炎上ではなく、美味しいものなどを食べてＥＮＪＯＹできるといいですね。