【蔵出し銀塩カメラ④】ZENZABRONICA SQ-A

小野瀬自動車 株式会社

0120-00-5157

〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野667-5 [ 営業時間 ] 9:00~18:00

lv

【蔵出し銀塩カメラ④】ZENZABRONICA SQ-A

スタッフニュース

2019/09/27 【蔵出し銀塩カメラ④】ZENZABRONICA SQ-A

保険責任者の津嶋です。

*

今回の蔵出し銀塩カメラは「ゼンザブロニカ SQ-A」。

*

ゼンザブロニカは、一般的な35mmフィルムよりも大きい120mmフィルムを使う中判カメラを

製造していたメーカーで、ドイツ風の感じの名前ですが日本のメーカーです。

ブランド名の由来は創業者吉野善三郎氏とブローニー版(120mmフィルム)を掛け合わせたよう

ですが、詳細ははっきりしていません。でも「ゼンザブローさんの作ったカメラがゼンザブロニカ」

ってちょっと楽しくなりますね。

*

SQ-Aは1980年に発売されたSQの改良型でAEファインダーとの連動接点やミラーアップ機能が追加

され、SQ発売から2年後の1982年に発売されました。

sdim0161

写真は標準レンズにAEファインダーと専用グリップを装着した状態ですが、あれこれとついてるので

このままストラップを首にかけるとずっしり感満載です(笑)。

*

ボディは金属ですがファインダーなどプラスチック部も多く、中判カメラの名機ハッセルブラッドと

くらべるとちょっときびしいものの、特にチープな感じはなく操作性もとてもよいです。

そして、この時期のゼンザブロニカに共通して言えることはとにかく「壊れない」こと。私は城跡を

歩くのが好きで、石垣や石段を撮影するのによく使用しますが、屋外に持ち出してちょっと手荒に

扱っても、これまで全くの故障知らず。さすが「メイドインジャパン」です。

SQという名前が示す通りこのカメラで撮れる写真は正方形フレームで、慣れが必要ですが35mmには

ない構図が楽しめます。最近はコンパクトデジカメにも同じように「真四角フレーム」機能が搭載され

ているものもありますが、大きなサイズのフィルムで撮影した写真はデジタルにはない独特の質感が

あります。

*

ゼンザブロニカは創業者吉野氏が亡くなった10年後の1998年にレンズメーカーであるタムロンに吸収

されますが、製品は「ブロニカ」ブランドとして引き続き製造販売されました。ただこの時期はカメラが

フィルムからデジタルに大きく変わっていった転換点で、その後タムロンはブロニカをデジタル化すること

ができず、2005年のフィルムカメラ製造撤退によりブロニカも消滅となりました。

*

フィルムカメラでは「高画質化=フィルムの面積の広さ」ということが言えますが、デジタルカメラでは

フィルムの役割を持つCMOSの高性能化により中判サイズは必要ないようで、このサイズのカメラは本当に

少なくなってしまいました。

それでも、中古カメラ店で「このカメラどうやって撮るんですかぁ」と、若い女の子が店員さんに中判フィ

ルムカメラの操作方法を教わっているところに時折出くわすと、中判もフィルムも「まだまだいけるかナ」

と思ってしまいます。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
くるまの町医者として創業65年
小野瀬自動車(株)オノセモータース
ジョイカルひたちなか佐和駅前店
PITレンタカーひたちなか佐和駅前店

〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野667-5
TEL: 029-285-5157
FAX:029-285-3807
URL: https://onose.co.jp
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
#ひたちなか車
#ひたちなか車検
#vw
#golf
#polo
#レンタカー
#事故修理
#レッカー
#板金塗装
#車検
#自動車保険

TOP