保険責任者の津嶋です。

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先日トヨタ カローラのフルモデルチェンジが発表されました。

初代から数えて12代目となる新モデルでは、海外モデルがベースになっていて

ボディは（とうとう）３ナンバーサイズになりました。トヨタによると海外モデル

にくらべてボディサイズを小型化したとのことですが、それでも５ナンバーが普通

だった昭和世代の私にとっては、大型化したボディを見ると「カローラ、お前もか」

と言いたくなってしまいます。

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ホンダ シビックやスバル レガシィなど、かつて５ナンバー時代に名車と言われた

クルマが３ナンバーに肥大化した現在でも生き残っているケースはありますが、

ボディサイズの変更がその後の商品生命に与える影響も大きく、今回のトヨタの

判断は注目を集めそうです。その証拠に発表当日に時間を多くとって報道していた

のはほとんどがビジネス情報系の番組でした。

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日本のインフラから考えるとまだまだ５ナンバー車のほうが取り回ししやすそう

ですが、グローバル化を求められる現在の販売環境では、国内販売のみのプラット

フォームを用意するのは難しいんでしょうね。また年々厳しくなる安全基準への

対策を考えると、ある程度ボディの「厚さ」というのも仕方がないのかもしれません。

昨年度軽自動車を含めた乗用車販売台数の５ナンバー比率は29.9%で初めて３割を

切りました。それに対して３ナンバーは対前年36%増とさらに増殖中。そのうちに

５ナンバーサイズ車は珍しい存在になってしまいそうです。

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ボディの肥大化についてあれこれ言ってしまいましたが、新カローラは４ＷＤ、

ハイブリッド、ダウンサイジングターボなどあらゆるジャンルのグレードが存在し、

今回発表されたセダン、ハッチバックに一部改良を加えたカローラスポーツを加える

と「これでもか」といったラインナップで、内装についてもディスプレーオーディオ

を標準装備にするなど、トヨタの本気度を随所に感じます。

（トヨタ公式HPより）

大きく、広く、快適になっていくことは移動手段としてはいい事なのかもしれませんが、

それでもあえて「スポーツカーに適度な狭さは必要だよ」と言ってしまうのは、私が古い

からなんでしょうか（笑）

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