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〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野667-5 [ 営業時間 ] 9:00～18:00
【蔵出し銀塩カメラ⑦】Canon Dial 35-2
保険責任者の津嶋です。
.
ハーフカメラってご存じでしょうか？
デジタルカメラではメモリー容量の空きがある限り撮影ができ、思った通りに撮れなかった画像は
その場で消去できてしまうので、「残りあと何枚」なんて考えながら写真を撮ることはあまりないと
思いますが、フィルムカメラでは（当たり前ですが）装填したフィルムのコマ数しか撮ることができ
ません。一般的なフィルムの長さは「１２枚撮り」「２４枚撮り」「３６枚撮り」ですが、フィルム
がそこそこ高価だった昭和の時代（現在は違う意味で高価になってますが・・・）、フィルム１コマ
分で２コマ撮れるハーフカメラがカメラメーカー各社から発売されていました。
今回取り上げる銀塩カメラはキヤノンが発売していた昭和の雰囲気満載のハーフカメラ「キャノン
ダイアル35-2」です。
この写真を見てこのカメラの名前の由来が解ってしまった方は間違いなく昭和世代ですね。キヤノン
というメーカーはたまに他のメーカーがやらないような製品を作りますが、このカメラもまさにそんな
カメラです。
デザインでまず目につくのがレンズまわりに配された露出計受光部の窓10個で、昔なつかしい黒電話の
ダイアルのようです。実は名前の由来はズバリその黒電話で、実際には露出計受光部の窓は７個しか
使われていないのにわざわざ10個つけちゃうところを見るとかなり確信犯的なデザインです。多分ニコン
だったらこんな名前つけないでしょうね。
「ダイアル35-2」は1963年に発売された「ダイアル35」の改良型で1968年に発売されました。使用
電池や設定できるフィルム感度は変更されていますが基本的な機能に変更はなく、露出はシャッター
速度優先AE＋マニュアル、ピント合わせは目測またはファインダー内でのゾーンフォーカスです。
露出計に電池は使用しますが、シャッターチャージやフィルム巻き上げの動力はなんと「ゼンマイ」！
フイルム全コマ撮影後の巻き戻しもこのゼンマイを使っておこなわれます。昭和ですねぇ。
ぱっと見、どう使っていいのか迷うデザインですが、ゼンマイ巻き上げを兼ねたグリップ部を握って
８ミリカメラのように使用します。実際使ってみるとなかなかクールなデザインですが、アルミ外装が
表面のつるつる感たっぷりでアルマイトの弁当箱みたいです。（←ガチで昭和ですね）
このカメラはアメリカのベル・ハウウェル社にOEM供給されていたので、中古市場では同社ブランドの
ものもよく見かけます。ハーフなのでたくさん撮影できますし、スナップにはピッタリ。中古価格も
それほど高くないのでおすすめの１台です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ くるまの町医者として創業65年 小野瀬自動車(株)オノセモータース ジョイカルひたちなか佐和駅前店 PITレンタカーひたちなか佐和駅前店
〒312-0002 茨城県ひたちなか市高野667-5 TEL: 029-285-5157 FAX:029-285-3807 URL: https://onose.co.jp ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ #ひたちなか車 #ひたちなか車検 #レンタカー #事故修理 #レッカー #板金塗装 #車検 #自動車保険 #vw #golf #polo
24/04/29
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ハーフカメラってご存じでしょうか？
デジタルカメラではメモリー容量の空きがある限り撮影ができ、思った通りに撮れなかった画像は
その場で消去できてしまうので、「残りあと何枚」なんて考えながら写真を撮ることはあまりないと
思いますが、フィルムカメラでは（当たり前ですが）装填したフィルムのコマ数しか撮ることができ
ません。一般的なフィルムの長さは「１２枚撮り」「２４枚撮り」「３６枚撮り」ですが、フィルム
がそこそこ高価だった昭和の時代（現在は違う意味で高価になってますが・・・）、フィルム１コマ
分で２コマ撮れるハーフカメラがカメラメーカー各社から発売されていました。
今回取り上げる銀塩カメラはキヤノンが発売していた昭和の雰囲気満載のハーフカメラ「キャノン
ダイアル35-2」です。
この写真を見てこのカメラの名前の由来が解ってしまった方は間違いなく昭和世代ですね。キヤノン
というメーカーはたまに他のメーカーがやらないような製品を作りますが、このカメラもまさにそんな
カメラです。
デザインでまず目につくのがレンズまわりに配された露出計受光部の窓10個で、昔なつかしい黒電話の
ダイアルのようです。実は名前の由来はズバリその黒電話で、実際には露出計受光部の窓は７個しか
使われていないのにわざわざ10個つけちゃうところを見るとかなり確信犯的なデザインです。多分ニコン
だったらこんな名前つけないでしょうね。
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「ダイアル35-2」は1963年に発売された「ダイアル35」の改良型で1968年に発売されました。使用
電池や設定できるフィルム感度は変更されていますが基本的な機能に変更はなく、露出はシャッター
速度優先AE＋マニュアル、ピント合わせは目測またはファインダー内でのゾーンフォーカスです。
露出計に電池は使用しますが、シャッターチャージやフィルム巻き上げの動力はなんと「ゼンマイ」！
フイルム全コマ撮影後の巻き戻しもこのゼンマイを使っておこなわれます。昭和ですねぇ。
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ぱっと見、どう使っていいのか迷うデザインですが、ゼンマイ巻き上げを兼ねたグリップ部を握って
８ミリカメラのように使用します。実際使ってみるとなかなかクールなデザインですが、アルミ外装が
表面のつるつる感たっぷりでアルマイトの弁当箱みたいです。（←ガチで昭和ですね）
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このカメラはアメリカのベル・ハウウェル社にOEM供給されていたので、中古市場では同社ブランドの
ものもよく見かけます。ハーフなのでたくさん撮影できますし、スナップにはピッタリ。中古価格も
それほど高くないのでおすすめの１台です。
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